幸せになる

私の初めてに書いたブログのタイトルが、

「幸せとは」でした。

 

そのブログの中で私が出した「幸せとは」の

答えは、「今、幸せだと感じていること」でした。

 

そこで、どうやったらその「幸せ」が

今、実現できるのか考えました。

 

というわけで、以下では

私なりの「幸せになる方法」を述べます。

 

 

大事なのは「足るを知る」ことです。

 

「今の状況がいかに幸せであるかを理解する」

ということです。

 

例えば、私はつい最近まで、

自分の会社に対する不満がかなり募っており、

「会社を辞めたい」「転職したい」

と本気で考えていました。

 

しかし、

他の会社の説明会に行ったり、

別の会社で働く知人と話すうちに、

「うちの会社も悪くないな」

と思えるようになりました。

 

もちろん、今の会社に対する不満もまだまだあります。

「会社を辞めたい」「転職したい」という気持ちも

まだまだなくなっていません。

 

しかし、あくまで今の環境下で

「幸せになる方法」を考えたときに、

「うちの会社も悪くないな」

と考えることが、

自分の今の幸福度を最大化すると思い、

半ば無理やりポジティブに捉えているだけです。

 

「幸せになる方法」には

①環境を変える

②自分を変える

の二つの方法があります。

 

①に関しては、

今すぐできることではないため、

長期的な視点に立てば有効ですが、

すぐに現状を打破したい場合は、

非現実的な選択肢となります。

 

一方、②に関しては、自分のマインド(捉え方)を変えるという

強硬策であり、その場しのぎですが、

今という観点を重視するなら有効です。

 

したがって、

長期的には①環境を変えることも

選択肢として持ちながら、

今はとりあえず②自分を変えること

から始めてみる

という策が妥当でしょう。

 

 

少し抽象的でしたので、

私の例に基づき具体的に述べます。

 

私が転職を考えていた理由は、

①自分がやりたい仕事内容とは違った

②会社が保守的すぎて自分の色が出せない

というのが主です。

(他に細かいのがいろいろありましたが)

 

ただ、私の会社にも良い部分はあり、

①給与水準は比較的高めで、将来も安泰

コンプラ違反になるほどの劣悪な労働環境ではない

といったところでしょうか。

 

こういった良い部分もあったため、

転職に踏み切れない社員が多いのでしょう。

(幸せそうに働いている社員は皆無ですが)

 

で、転職などの思い切った決断をする際は、

そのときの気分(幸福感)も大事ですが、

客観的にメリット・デメリットを天秤にかけて

人生を通しての幸福度を最大化するが何より大切です。

 

その視点で改めて考えた私は、

「まだ転職はしない」「もう少し現職を続ける」

という決定を下しました。

 

自らの意志で決定を下したので、

あとはやるしかありません。

 

ただ、今のままのマインドで働き続けても、

おそらくまた仕事に対する不満が爆発します。

 

ですので、この現状に満足するように

自己暗示をかけます。

 

そこで大事なのが、

「足るを知る」です。

 

今までは自社の悪い部分に目がいきがちでしたが、

これからは良い部分を見ていくようにします。

 

私の会社で言うと、

給与水準や福利厚生には満足しているので、

そこにフォーカスして、

「私はなんて恵まれているんだ」と。

 

そんな感じで、やっていこうと思っています。

 

みなさんも、今の現状に不満はあると思いますが、

それでもどこかに「自分は恵まれているなあ」

と思えるポイントがあるはずです。

 

「足るを知る」という古語に、

「今を幸せに生きる」ヒントが隠されている

気がしましたので、紹介させていただきました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。